ステッカー(シール)の品質について

当店で採用しているシール(ステッカー)類の仕様、材質について解説します。

耐久性

耐退色性

プリント資材は、色あせを誘引する紫外線やオゾンに強い材料を用いており、メーカーの品質表示にて屋外3年対応の耐候性です。よって通常使用でしたら、かなりの耐退色性を持っています。

耐水性

PVC(塩ビ)フィルムと、業務用ソルベルトインクを採用していますので、優れた耐水性を保持しています。通常の使用でしたら問題ないとお考え下さい。汚れた場合は、水拭き程度でしたら問題ありません。しかし溶剤入り洗剤やクリアコート(艶出し)の使用にはご注意下さい。インク面が剥離することがあります。

耐擦過性

強度に優れた業務用資材を採用しておりますので、スポンジで洗ったり、爪でこする程度では問題ありません。ただし強い衝撃や固いもので引っ掻くと傷がつく恐れがあります。ご注意下さい。

オプション ラミネート加工

印刷面を特殊な透明フィルムで保護することです。当店では紫外線によるインク退色や、汚れ・傷などに大変効果のあるUVコールドラミネート方式をオプションでご用意しております。

大量生産用の安価なラミネートと異なり、一点一点手加工のコールドラミネートは非常に強力です。厳しい環境の釣り場、直射日光に長期間晒される屋外ウィンドウ、洗車機を通す車などには大変効果がありますので、用途に応じてご利用下さい。

貼りやすさ

当店で採用しているPVCフィルムは柔らかく下地に馴染みやすい素材ですので、バイクや自転車、ヘルメット、ロッドなどの曲面にも貼付が容易です。PETフィルムもよく使われる素材ですが、非常に固いため曲面には馴染みません。この点PVCフィルムは下地を選ばないという点で、PETフィルムに勝ります。

接着性能・剥離性能

シール裏面の糊は強粘着仕様です。平滑な下地であれば充分な接着力と、下地を痛めずに剥がせる再剥離性を兼ね備えています。コンクリートなど凸凹のある面に貼る場合は、市販の接着剤、両面テープなどと併用されることをお勧めします。

シールとステッカーの違い

主に室内で使われる裏面糊付きの印刷紙片のことをシールといい、屋外で使われる耐久性の強いものをステッカーと呼ぶことが多いようです。当店では比較的サイズが小さいものをシール、大きなものをステッカーと呼んでいます。いずれも同じ資材・機材で制作していますので、品質的には同一です。

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